« 天使にラブソングを | トップページ | 2月7日WFコトブキヤブースにて »

2010年1月23日 (土)

箱絵の思い出

箱絵作業をしてる時、いかに『店頭で見かけたお客様に手を取ってもらえるか』を念頭に置きつつ作業をしていますけど、そういう時にふと想う自分が手にして(思わず買ってしまったのも含める)きた箱絵の事。

小松崎先生、高荷先生、梶田先生、故・石橋先生、そして開田先生と射抜かれた箱絵は多いですが、特に印象に残った1枚をご紹介。

Photoよりによってこれかいw、と言う人は俺と同年代だな(´∀`;。今は亡きイマイ(旧今井科学)から発売された『メカニマルZOO』と言うシリーズ。84年年末頃と記憶します。85年1月に高校入試を済ませた俺はそのまま帰りに行き着けの地元模型店でこれを買っていきました。全てはこの箱絵と、中に封入されてた設定画満載の小冊子のために(-ωー;。

当時はメーカーオリジナルも当たり前の時代ですし、アニメのキャラプラモと一緒にアオシマのアトランジャーもレッドホークも、アリイの『ザ・アニメージ』も分け隔てなく平等に楽しんだ時代だけに、こんなキットもある意味当たり前。ホンダのCITYのCMでメタルなブルドック話題になってた時代でもありました(w。

Top が、ただ違ったのはポップなアニメ(笑)調セル画イラストに、そしてなによりこのおにゃのこ付属!!。アリイがサザンクロスのプラモで『ロリコンを取り入れたボディ』を披露した時期だし、またロリコンブームでしたしね。それをこんなプラモとして企画を出したここも今は亡きアートミックは当時では先見の明があったのかもしれません。模型化しちゃったイマイもイマイですけど(´∀`;。

中3男子がこのおにゃのこ目当てで買った動機は不純なれど、パッケージングが商品を形成するひとつの売りでもあるならば、まさにこの箱絵はその訴求力を持っていたという事で。店頭で何度も観ては毎回買おう買おう、と思わせて結局買わせたのこそ、この箱絵パワーと思いますし、箱絵が持ちえるひとつの力とも思います。この商品(箱ごと)を手元に置いておきたい所有欲を喚起させるって、マスプロ商品としてパッケージングされるプラモや玩具では大事な事ですし。

後年この話題を旧HPの掲示板で話してた際、描いた当人である宮尾岳先生(当時はアートミック所属でした)が訪れてくれて、色々まつわるお話を聞けたのは本当に驚きでした(´∀`;。

で、当時のHJの表3広告も。
Photo_2 お目当てのロリータ戦士達はこんな感じ(・ω・`。モナカキットではあっても、まぁ当時のマクロスフィギュアもこんな感じでしたし。メカ獣士は設定やイラストと差異はあれどイマイだけにカッチリした仕上がりのプラモで商品自体実は悪く無いです。金型を持ってるかもしれないアオシマが、ロリータ戦士を新規PVC塗装済みフィギュア付きで再販してくれれば、と思ったりも<こら。

Photo_2 そして広告にあるリアルイラストの拡大がこれ。
タッチは見間違える事無い当時のアートミックの鈴木敏光社長。元々これが箱絵用として描かれたけど、商品の方向上となにより女の子の描画問題で、あの宮尾先生の箱絵になったそうです、とこれも宮尾先生ご本人から聞いてみたり。
鈴木社長はメガロザマック、マクロスでは高荷先生と分担され箱絵を社長業の傍らに描いてましたが、自社作品で全て手掛けたモスピーダ関連がやはり筆致冴えると思います。店頭で発売された1/15モスピーダの箱絵を観た時の射抜かれた衝撃は今でも忘れません(`・ω・´)。
ビートラスの箱絵を最後にボックスアート業から離れてしまいましたが、当時の『アートミックデザインワークス』にあった某米国大手ホビー会社2社からお抱えアーティストとして高額条件で誘われ、全て投げ捨て渡米しそうになったと言う逸話も印象に強く残ってます。今はアートミックは解散してしまいましたが、俺はこの会社には色々トラウマ残されてるなぁ(^ω^;、持ち込みの想い出含めて。(吉祥寺の某マンションにほんとに社長のコルベットを見た時の驚愕!)

|

« 天使にラブソングを | トップページ | 2月7日WFコトブキヤブースにて »

仕事」カテゴリの記事